VALORANTの世界には、激しい銃撃戦や戦術だけでなく、プレイヤーたちのユーモアや遊び心が育てた文化も数多く存在します。
その中でも今なお愛され続けている伝説のミームが、💚 ワイドジョイ(Widejoy) です。
この記事では、ワイドジョイの誕生経緯から世界的ブーム、そしてRiot Gamesによる公式対応まで、VALORANT史に残るこのミームを徹底的に解説します。
ワイドジョイとは?
ワイドジョイ(Widejoy)は、VALORANTのエージェントレイズ(Raze)のバディ「Darkjoy」が、あるアップデートの不具合で横に引き伸ばされて表示されたことから誕生したコミュニティ発の伝説的ミームです。
本来のDarkjoyは、レイズの友人キャラクターであるキルジョイ(Killjoy)の顔を描いた可愛らしいバディアイテムでした。
しかし、あるパッチでこの画像データが横方向にだけ拡大され、見事に「ワイド化」したキルジョイが登場。
この偶然の産物が瞬く間に世界中のプレイヤーの間で話題となり、“Widejoy”という愛称で呼ばれるようになりました。
ワイドジョイ誕生の経緯
2021年ごろ、VALORANTのアップデートでロード画面やプレイヤーカードの表示比率が崩れるバグが発生。
その中の一枚、キルジョイのカードが横に引き延ばされた姿として表示され、コミュニティ内で大爆笑を誘いました。
- RedditやX(旧Twitter)で「#Widejoy」がトレンド入り
- 海外ファンによるGIF・壁紙・アニメーションが量産
- プロ選手・配信者もネタとしてロード画面に設定
この現象が広がると、Riot Gamesもそれを見逃さず、後に公式イベントで再登場させることになります。
Riot公式の反応と「Widejoyモード」
驚くべきことに、Riot Gamesはこの現象を単なるバグとして修正せず、公式で再現しました。
2022年には「GO WIDE // ワイドジョイモード」というエイプリルフール企画を実施。
さらに「Widejoy is love, Widejoy is life」というツイートまで投稿し、開発チーム自身がミームを楽しむ姿勢を見せました。
このように、Riotはコミュニティ文化を積極的に受け入れ、ファンとの笑いを共有する柔軟な姿勢を示したのです。
なぜここまで人気になったのか?
- ビジュアルのインパクト: キルジョイの笑顔が横に広がるだけというシンプルさがツボを突いた。
- コミュニティの一体感: 「Widejoyロード画面=味方の士気が上がる」というジョーク文化が定着。
- Riotのユーモア対応: 修正せず再登場させたことで“伝説のミーム”として昇華。
2025年のワイドジョイの現状
現在(2025年)では、ワイドジョイはイベント限定のプレイヤーカードやバディとして再配布されることがあります。
また、VALORANTニュースJPの記事でも紹介されているように、アニバーサリーイベントなどで復活する機会も。
配信者の間では「Widejoyロード画面で勝率アップ」などのジョークコンテンツも多く、今もVALORANTの象徴的ミームとして定着しています。
ワイドジョイが象徴するVALORANT文化
ワイドジョイは、単なるバグネタではなく、コミュニティと開発チームが一緒に笑いを共有する象徴的存在です。
VALORANTがeスポーツタイトルでありながらも、ファンカルチャーを大切にする温かさを持つことを示しています。
まとめ|WidejoyはVALORANTの平和の象徴
ワイドジョイは、戦術もスキルも超え、すべてのプレイヤーを笑顔にした奇跡のミームです。
- ワイドジョイ=横に伸びたキルジョイのバグ画像
- 世界中で愛されたVALORANT最大級のミーム
- Riot公式が公認・再登場させるほど人気
- 2025年でもコミュニティの定番ジョークとして健在
次にイベントで再登場したときは、ぜひWidejoyカードを手に入れてロード画面に飾ってみてください。
その瞬間、チーム全員が少しだけ笑顔になれるはずです。

